チャッピーの旅行記(2)
旅行期間 1999/4/28〜30(2泊3日)
泊まった宿 ペンション チロル
長野県・峰の原高原ペンション村
特 徴 ★小型〜大型犬が入室可能(食堂もOK)
★離れのレギュラーツインルームあり・・・チャッピーのような騒ぐ犬にとっては気兼ねしなくて済む^_^;
★犬の食事要持参/ケージ不要
★周辺に自然歩道、大草原(冬はスキー場)あり・・・ノーリードで思いっきり遊べるぞ!
4/28(水) 天気:曇りのち晴れのち霧
●朝9時頃富士の自宅を出発し、北上して中央自動車道・甲府南ICから入って小淵沢ICを降り、前回(その1)行った「富士見高原」の大草原にまず寄っていきました。
自宅を出たときは小雨まじりの天気だったのですが、富士見高原に着いた頃はすっかり晴れ渡っていました。
チャッピーは家を出たときからずっとはしゃいで、車の助手席と後ろを行ったり来たりワンワン吠えていつものパターンでした。
●大草原に向かう林の中の遊歩道は往復3kmコースを歩き、大草原を一周してきました。
チャッピーは林の中からはもうノーリードで、先に走って行ってはまた走って戻ってくるというパターンを繰り返し、結局5kmくらいは走っているのではないでしょうか。
●お昼は富士見高原から原村に向かい、そこにある「カナディアンファーム」に行きました。
そこは、野外で食事ができるのでペット連れでももちろんOKです。
それに当日は定休日だったので人も少なくチャッピーが騒いでも平気でした。(あれ、休みなのになぜか食事ができた!)
ただ、値段はランチセット2500円と高いですが、焼き立てのパンやチキンロースト等はおいしいです。(パパは騒ぐチャッピーを左脇に抱えながら食べたので大変でした。^_^; )
●お昼を食べてからは、隣にある「八ガ岳農場」に寄りパパとママはおいしいアイスクリームを食べました。(チャッピーは黙って見てるだけ^_^)
●そこから次は霧ガ峰高原に向かって行き、チャッピーはさすがに疲れたのか車の中でもおとなしくなっていました。
霧ガ峰高原に着いた頃は、もう天気が崩れてきてかなり雲も厚くなっていました。
そこで休憩をとり、またチャッピーを10分くらい遊ばせました。
相変わらず、外にでると走りまくるチャッピーでした。
●霧ガ峰高原からは真っ直ぐ北上し、上田を経由して峰の原高原に行きました。
上田を過ぎて山間部に入ってからはものすごい霧(前を走っている車しか見えない)になりペンションを探すのに苦労しました。
●この日は平日なので、他にチロルに泊まっているのは2組しかいませんでした。
夕食では食堂に犬を連れていっても良いのですが、さすがにチャッピーを連れていくのは遠慮しました。(チャッピーは部屋の中でずっと鳴いていたようですが)
また、泊まった部屋が離れの別棟だったので、あまり気兼ねしなくて済みました。
●食堂には1組の方がゴールデンレトリーバを連れてきており、もう1組の方は連れてきてはいませんでした。因みに、そちらもゴールデンレトリーバとミックスの中型犬2頭とお泊まりでした。
食堂にいたゴールデンレトリーバは、お利口さんでテーブルの下でずっとおとなしくしていました。チャッピーもあれくらいおとなしくしてくれれば、どこにでも連れて行けるのですが・・・。
●部屋の中は、シングルベッド2つとソファーが1つあり、チャッピーはソファーに寝かせようと思ったのですが、やっぱり無理でした。
普段家では1階と2階で別々に寝ているのですが、やはりいっしょの部屋にいると寄ってきます。(2つのベッドの間を行ったり来たりして)
そう言うわけで、はじめてチャッピーといっしょに寝たのですが、布団の上にお漏らししないかと心配で、なかなか熟睡はできませんでした。(それは、取り越し苦労でしたが)
4/29(木) 天気:晴れ
●峰の原高原は夏でも平均気温18度の涼しい所らしいのですが、この時期はやはりまだ冷え込みます。
昨夜も寒かったのですが、今朝起きて外を見たら一面銀世界ではないですか。
幸いこの日は晴れて道路の雪もすぐ溶けましたが、樹木に積もった雪の風景はなかなか見応えがありました。
●朝食を食べた後、チャッピーを連れて歩ける所ということで、更埴市にある「あんずの里」に向かいました。
ただ、時期的にもう遅いのであんずの花見はどうかなと思っていたらやはりもう終わっていたので、近くの「チューリップの里」を眺めて「科野の里歴史公園」に行きました。しかし、この地区は「〜の里」が多いです。
●「科野の里歴史公園」には竪穴式住居等が再現されています。(登呂遺跡のような感じ)また、小高い山になっている前方後円墳の「森将軍塚古墳」があり、そこに登る途中で"おやき"を食べて頂上まで登りました。
頂上には360度見渡せる古墳を形取った展望台があり、とても気持ちが良かったです。
チャッピーも当然歩いて登って行ったわけですが、他の人から見ると小型犬が登っていくのは大変だと思うらしく、"すごいわね〜"なんて言われました。脚が短いから余計そう思われるかもしれませんね。(チャッピーにとっては全然平気なんですけど)
●山を下りてからは峰の原高原に戻る方向に向かって走り、途中「ビアレストラン千曲川エ〜ル」で地元の発砲酒を5種類買っていきました。これは、ビール党にとっては少し物足りないかもしれませんが、飲みあたりはすごくいいです。
●昼食は少し遅れて、須坂市から高山温泉郷へ抜ける街道筋にある「高山亭」というそば処に入りました。
チャッピーはもちろん車の中でお留守番ですが、疲れているせいかいつもよりは騒いでいませんでした。
●昼食のあとは、峰の原高原の隣にある「米子大瀑布」(日本の滝100選にも選ばれた名瀑)に寄って行ったのですが、そこへ行く道路は狭く、おまけに数十カ所で岩の破片が転がっており、雨の日だったらとても恐くて行けない所でした。
そこの駐車場からは往復40分くらいは歩きました。
チャッピーは車の中では寝ているのですが、車を降りると途端に元気に歩き出します。相変わらず体力だけはあります。
チャッピーがおとなしければ、須坂市や小布施町の町並みでも散策したかったのですが・・・。
●この日は休日なので、さすがにペンションに10組くらい泊まっていました。
夕食時の席は、食堂の奥のテーブルから入口に向かって大型犬→小型犬の順になっていたような気がします。私たちは、もちろん入口に一番近いテーブルで、パグ連れの組といっしょでした。そのパグはやはりチャッピーと違い、おとなしくお利口さんしてました。
一番奥のテーブルにはゴールデンレトリーバのほか、ニューファンドランドがいて、これがまたでかい!(チャッピーの十倍くらいありそう)
体重が40kgくらいあるそうですが、まだ8カ月と聞いてビックリ。(成犬だと60kgくらいになるそうです)
●寝るときは昨日と同じように、チャッピーは私の布団の上でスヤスヤと。
4/30(金) 天気:晴れ
●今日も朝から天気が良く、午前中2時間くらいチロルのすぐ側にある自然歩道を通り、菅平の大草原地帯(冬はスキー場)を歩き回りました。
チャッピーは大草原の斜面を思いっきり転げ落ちるように走って行っては、また走って登ってくるの繰り返しを行っており、飼い主も呆れ返るほどの体力の持ち主です。
●帰りは上信越自動車道・須坂長野東ICから入って、長野自動車道→中央自動車道・甲府南ICまでずっと高速を走りました。
途中、昼食のため長野自動車道・姥捨SAの野外ベンチで釜飯を食べました。このSAは山の中腹にあり、眺めがすごく良い所です。(夜景なんかはきっと綺麗でしょう)
●行きも帰りも渋滞に遭わずにすんなり走れました。
帰りの車の中では、さすがにチャッピーはほとんど寝ていました。ただ、その寝る場所がどういうわけかセンターコンソールボックスの所で、前脚と顔をそこに置いてカーブのところでもしっかり前脚で自分を支えたりしています。わざわざそんな窮屈なところで寝なくてもいいと思うのですが、何故かそこがお気に入りなのです。
●自宅に着いたのが16時半頃で後片づけも終わった頃、今度は夕方の散歩に連れて行けとチャッピーが騒ぎだし(あれだけ昼間走り回っているくせに)、しょうがなく30分くらいいつもの散歩コースに行きました。
こちらは、もう太股がパンパンに張っているというのに、犬には筋肉痛がないのだろうか?
ただ、次の日はもうおとなしくほとんど寝ていて、気味悪いくらい静かでした。^_^;
今回は全走行距離約650kmの旅でした。
一 言 ●実は今回の旅行の数日前に、車のダイナモがいかれて動かなくなり、修理に2日間かかりました。
これが旅行中でなくて良かったとホッとしております。^_^;
●今回泊まったチロルは古くからペットといっしょに泊まれるペンションなので、結構リピータの方が多いようです。
それに、ここは結構ペットに寛大で、食堂もペット同伴できますし割と気兼ねなく泊まれて良いところです。大型犬が多いような気もします。
食事も美味しいです。今回は鶏料理がメインでした。
●チロルの側にある大草原はチャッピーのような体育会系の犬にとってはとてもいいところです。大型犬でも思う存分遊べます。
   
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